達成者

普段の感情の状態 勤勉、努力家。欲求不満を表に出す
あなたが達成したいこと 時にグループを犠牲にしてまで個人の目的を達成する
人間関係や雇用における評価基準 具体的な成果
あなたの他人への影響力 自分の仕事に責任を負う
組織内でのあなた独自の貢献 自分で重要な仕事を設定し成し遂げる
過剰になるとマイナスになる要素 自信過剰、仕事への没頭
プレッシャーがかかった時の反応(普段自分では気付かない領域) 欲求不満になり耐えられなくなる。人と話し合いができなくなる。仕事を人に任せないで自分でするようになる
不安や恐れ(防衛を必要だと感じやすい部分) 競争相手、仕事の基準が満たせない
最大限に成果を上げるための方策 あまり白黒をつけることにこだわらない。仕事の優先順位とアプローチの仕方を明確にする。目先の事に惑わされず長期的な展望をもつ

達成者パターンは、多くの場合自分の内面を重視し、自分個人で設定した目標に強く動機づけられます。
そのため、組織の目標を横械的に受け入れることはしません。
はっきりした人生設計を持つこのパターンの人は、強い責任感を養ってきました。
また、仕事に強い興味を示し、目的達成のためにひたむきでたゆまぬ努力をします。
彼らは自分の仕事の質を高く評価しており、仕事が正しく行なわれるよう、しばしば自分で処理してしまいます。
仕事を人に任せるよりも、自ら行なってしまいます。
たとえ、仕事を任せたとしても、その結果が満足のいくものでなければ、自分でやり直してしまうところがあります。
このパターンの行動の前提にあるのは、「成功したら評価を望むが、失敗すれば責任を取る」ということです。
「自分ですべてやらなくてはならない」とか「功績を全部自分のものにしたい」といった極端な考え方は、他の人たちとのコミュニケーションを増やすことで避けることができます。
達成者パターンは、自分が最も能率よく仕事ができることを知っており、その貢献度に見合った報酬を期待しています。
すなわち高収入やリーダーの地位です。